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ついに新オフィスへ!

オーナンバお引越し座談会

2024年5月、創業の地・深江橋から大阪・本町にある
御堂筋ダイビルへとオフィスを移したオーナンバ。
その裏では、20代の若手社員を主体とした“お引越しプロジェクト”が動き、
お引越しの手配やオフィス家具の選定などに尽力しました。
ここでは、オフィスの移転を支えたスタッフ4名による座談会を実施。
新オフィスの魅力や今後への期待などを語り合いました。

MEMBER PROFILE

  • 2022年入社
    生産統括部
    グローバル生産技術課
    椢原 秀太

  • 2022年入社
    営業統括部 営業企画部
    資材課
    李 秋迪

  • 2023年入社
    生産統括部
    グローバル生産技術課
    清水 茉央

  • 2018年入社
    開発統括部 システムソリューション部
    本社・西日本システムソリューション課
    松下 詠一郎

多様な社員が交わって 新たな価値を創造する場所に

多様な社員が交わって 新たな価値を 創造する場所に

── オフィスの移転はどのように進めていったのですか?

椢原
まずは社内で“お引越しプロジェクト”を結成しました。メンバーは、20代の若手社員が主体。約20名のスタッフが集まり、新しく生まれ変わるオーナンバのコンセプト決めから、引越しの手配、新オフィスで使う家具や備品の選定などを行いました。

── 新オフィスのコンセプトとは?

松下
「個を尊重し 個が活きる つながる多様性のハーモニー グローバルな総合配線システムメーカー」です。キーワードは、「紡ぐ」「聴く」「理解する」「楽しむ」「生み出す」の5つ。オーケストラが奏でるハーモニーのように、新オフィスがさまざまな役職・部署・役割の社員が交わってイノベーションを起こせる場所になればという想いで考えました。

── 18階のフリースペース「ORCHESTRA HARMONY(オーケストラ・ハーモニー)」は、そのコンセプトに由来しているのでしょうか?

松下
はい。「ORCHESTRA HARMONY」は、多様な社員がミーティングやディスカッションを通じて交流できる、新オフィスを象徴する場所の一つです。ちなみに、そこにディスプレイしているロゴや音符のプレートは、プロジェクトメンバーの手作り。実は、自社の主力製品のワイヤーハーネスをつなぎ合わせて作ったものなんです。
椢原
新オフィスのアイコンの一つですよね。手作りならではの温もりも伝わってきます。
松下
ありがとうございます! そう言ってもらえると、手を痛めながら作った甲斐があります(笑)。

フリーアドレスになって コミュニケーションが活性化!

フリーアドレスになって コミュニケーションが 活性化!

── 新オフィスになって便利になったこと、旧オフィスから改善されたこととは?

椢原
旧オフィスでは、技術開発部だと本館4階、営業部だと本館6階、システムソリューション部だと別館といったように、部署ごとで働くエリアが分かれていました。一方、新オフィスになってからは基本的にワークスペースがワンフロアになり、しかもフリーアドレスになったことで、部署ごとで決まっていた固定席を廃止。部署に関係なく、自由に席を選んで仕事ができるようになりました。これによって、他部署とのコミュニケーションが活発になったと感じています。
清水
部署の垣根を超えて、同じ案件に携わっている社員同士がよく集まって仕事をしていますよね?
椢原
そうですね。フリーアドレスになったからこそ、より気軽にコミュニケーションが取れる環境になったと思います。
松下
旧オフィスは本館と別館に分かれていて、しかも部署ごとで階も違っていたので、そもそもお互いを認識していないスタッフも多かったように思います。
松下さんはこれまで別館でお仕事をされていたので、新オフィスになって初めて直接お会いしました(笑)。
清水
確かに(笑)。新オフィスになってからは、このようなケースも解消されると思います。

業務内容によって 働く環境を変えられる!

清水
私は営業部とやりとりをする業務が多いのですが、旧オフィスでは営業部と階が違っていたこともあって、メールや内線だとなかなかかみ合わせないケースがありました。でも今は分からないことがあればすぐに聞けますし、ワンフロアになってスタッフを探しやすくなったのもよくなった点です。そのおかげで、仕事がすごくはかどっています!
業務内容によって、自分の好きな場所で作業ができるようになったことも、仕事がはかどる一因になったと思います。
清水
仕事に集中したい時は、半個室になっている集中スペースがオススメです!
椢原
私はちょっと気分を変えたい時、18階ワークスペースの窓際のソファ席を利用しています。ソファが窓側を向いているので、外を眺めながらリラックスした気分でデスクワークができます。
清水
オフィスが高層階になったことで、眺めも最高ですよね。ほぼ一面ガラス張りの窓なので、大阪市の街並みが見渡せます。方角によって梅田や難波、天王寺などが望めるので、大阪って意外とコンパクトな街だなと(笑)。

ミーティングできる 場所が増えてうれしい!

私がうれしかったのは、ミーティングできる場所が増えたこと。旧オフィスでは打ち合わせ場所がそもそも多くなかったのですが、今は「ORCHESTRA HARMONY」のように気軽にミーティングできるスペースが増えてうれしいですね。
椢原
私もそう思います。会議室を予約するほどではない、ちょっとした打ち合わせをしたい時は「ORCHESTRA HARMONY」をよく活用していますね。ドリンクやスナックを持ち込むこともできるので、会話も弾みます。
松下
ちょっとした打ち合わせなら、19階の「ONAMBAR」もオススメです。休憩したり、食事したりするだけでなく、実はワークスペースとしても活用できます。大きなテーブルやドリンクマシンなどもあるので、ミーティングやディスカッションにも適しています。
清水
確かに! 「ONAMBAR」は食事をする場所として認識している人が多いので、業務時間内は意外と静か。仕事で集中したい時や、18階の集中スペースが埋まっている時にも使えそうですね。
松下
私はトイレが便利になったのがうれしかったです。旧オフィスの別館はウォシュレット付きのトイレがなく……。今は念願のウォシュレット付きのトイレが利用できるので、とても快適です。

こだわり抜いて選定した オフィス家具

── オフィス家具はどのように選定していったのですか?

松下
メンバー全員でオフィス家具のショールームに足を運んで、実際に見て触れて意見を出し合いながら選んでいきました。ワークスペースのイスもエリアごとにすべて変えていて、会議室や「ONAMBAR」のイスも機能やデザイン、座り心地にこだわっています。
みなさんのお気に入りのイスはありますか?
松下
システムソリューション室(SS室)の作業用デスクが1メートルと高めなので、それに合わせて高さのあるイスをセレクトしました。クッション性が抜群で、長時間座っていても快適です。
椢原
私は会議室の中でも一番広いA会議室のイスがお気に入り。背もたれが広くて、もたれるとゆっくり沈んでいくような贅沢感がありますね。
「ONAMBAR」のセンターにある大テーブルのイスもいいですよ! 深く座ったら沈んでいくような感覚があって、それがすごく心地いいですね。
清水
私は背面にハンガーが付いているイスが気に入っています。冷房対策で用意している羽織りがかけられるので、すごく便利なんですよ。
それ、分かります! 特に、女性にとってはうれしい機能ですよね。
松下
そう言っていただけてうれしいです!

新オフィスで気分一新! 仕事へのやる気もアップ

── 新オフィスになって社員の出勤状況に変化は見られましたか?

松下
オーナンバは個人の裁量でオフィス出勤とリモートワークを選べます。オフィス移転の準備をする際、事前に集計した社内アンケートでは、リモートワークを希望するスタッフのほうが多かったんです。そのアンケートを受けて、私たちも新オフィスの座席数を用意していたら、想定を大きく上回る出勤率で……。
清水
始業時間の8時30分には、18階ワークスペースの席がすべて埋まってしまうこともたびたびありました。「予想以上に社員が出勤しているぞ!」って(笑)。
松下
旧オフィスの時と比べれば、出勤率は明らかにアップしましたね。

── 新オフィスで再出発を切ることになったみなさんの今後の目標をお願いします。

松下
オフィス移転をきっかけに“お引越しプロジェクト”が始まったわけですから、今後も引き続きプロジェクトメンバーが中心になって、新オフィスのルール決めやマニュアル作りなどにも取り組んでいきたいと考えています。もちろん、同世代のスタッフが部署の垣根を超えて交流を図る機会にもなるので、これからも私たちが率先して行動していきたいですね。
私はオーナンバの事業内容や人間関係、社内の雰囲気に惹かれて入社を決めましたが、オフィス環境もさらによくなって、より仕事に打ち込めるようになりました。今まで以上にモチベーションが高まり、他部署のスタッフともより一層交流を深めていきたいですね。
椢原
今は上司からアドバイスをもらいながら、電気検査の治具作りを担当しています。フリーアドレスになってからは上司と席が離れることが多くなったことで、逆に対話や連絡をしっかりするようになり、今まで以上に意思疎通が図れるようになりました。これからは上司の仕事も受け継いでいけるように努力していきたいと思います。
清水
他部署のスタッフとコミュニケーションを取りやすくなったこともあって、協働する機会の多い営業部の考えや、お客様とやりとりをしている内容や事情を知る機会がありました。今後は他部署の理解も深めていって、それを自分の仕事にも活かしていきたいと思います。